山梨労働局集計による
平成20年 | 平成19年 | 増減数 | 増減率 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
死亡 | 死傷 | 死亡 | 死傷 | % | ||
建設業 | 7 | 133 | 6 | 127 | 6 | 4.7 |
土木工事 | 7 | 57 | 4 | 44 | 13 | 29.5 |
建築工事 | 55 | 1 | 67 | -12 | -17.9 | |
その他 | 21 | 1 | 16 | 5 | 31.3 |
平成20年 | 平成19年 | 増減数 | |||
---|---|---|---|---|---|
死亡 | 死傷 | 死亡 | 死傷 | ||
甲府署 | 4 | 81 | 5 | 84 | -3 |
土木工事 | 4 | 32 | 4 | 29 | 3 |
建築工事 | 33 | 44 | -11 | ||
その他 | 16 | 1 | 11 | 5 | |
都留署 | 1 | 37 | 1 | 33 | 4 |
土木工事 | 1 | 12 | 9 | 3 | |
建築工事 | 20 | 1 | 21 | -1 | |
その他 | 5 | 3 | 2 | ||
鰍沢署 | 2 | 15 | 0 | 10 | 5 |
土木工事 | 2 | 13 | 6 | 7 | |
建築工事 | 2 | 2 | 0 | ||
その他 | 2 | -2 |
平成20年の「労働者死傷病報告」から集計したものです。
発生月日 発 生 地 |
年齢 性別 |
業種 職種 |
事故の型 起 因 物 |
災害の概要 |
---|---|---|---|---|
12.12 韮崎市 |
43 男 |
土木工事業 現場代理人 |
交通事故 乗用車 |
下水道工事(深さ1.2mのマンホールの底部、インバートのセメントペースト)で道路規制解除後、マンホール蓋を道路上に取り外した状態でマンホール内に入り、出来高管理の写真撮影等を行っていたところ、走ってきた軽乗用車に弾かれたマンホール蓋が、被災者の頭部に激突した。 |
12.2 忍野村 |
43 男 |
その他金属 製品製造業 玉掛用具 |
飛来・落下 玉掛用具 |
資材置き場で橋形クレーンにより、鋼製の柱(50×50×1200cm:約7t)を一本吊りの状態で90°回転させる作業を行おうとしたところ、 使用していた冶具(吊具)のチェーンが切れて、その反動で柱が被災者にあたり、さらに被災者の後部にあったクレーンの脚部分に頭部を強打した。 |
11.10 山梨市 |
37 男 |
砂防 工事業 重機運転手 |
墜落・転落 掘削用機械 |
堰堤設置箇所にコンクリートを打設するため、ケーブルクレーンで運搬してきたコンクリートバケット(容量0.5?)の玉掛用ワイヤーロープを被災者が運転するドラグショベルのバケットのフックに取り付け、ドラックショベルを旋回させたところ、車体が傾き法長11.6mの斜面を転落し、被災者が運転席から投げ出された。 |
10.13 南部町 |
53 男 |
その他 土木業 土工 |
飛来・落下 地山・岩石 |
林道補修工事現場において、法面上部の状態が不安定と判断されたため、いったん法面整形作業を中止し、整形により落とした土石や枝等の片付け作業を行っていたたところ、約16mの高さから落石(推定2.5m×1m×0.7m)があり、それが地面で跳ねて、被害者に激突し下敷きとなった。 |
10.7 大月市 |
58 男 |
警備業 交通誘導員 |
激突され トラック |
上下水道管敷設工事において、国道20号線を片側一車線規制にして、被害者が交通整理及び重機置場の誘導を行っていたところ、規制車線内に誘導予定であった最大積載量4tのダンプトラックが後進してきたため、その後部に接触して倒され、ダンプトラックと路盤の間に頭部を挟まれた。 |
9.26 南部町 |
44 男 |
砂防 工事業 土工 |
墜落・転落 建築物 構築物 |
復旧治山工事で丸太の作業用構台の組立のため、ケーブルクレーンを使用し丸太を吊り込んでいたが、丸太が作業作業構台の一部に接触していたのに巻上げ続けたため、丸太を吊っていた玉掛用ワイヤーロープが切れた、被害者は安全帯を着用していたが、当該作業時はロリップを外していたため、丸太とともに4m下の法面まで転落。そのまま焼く86m滑落した。 |
8.20 大月市 |
47 男 |
道路建設 工事業 伐採作業員 |
墜落・転落 立木等 |
林道開設工事において、勾配38°の法面で支障木の楓(直径7cm、曲がり木)を高さ1.5mの位置でチェーンソーにより伐採した際に、バランスを崩したか、跳ねた木に当たり約28m下に転落した。 |
8.19 甲斐市 |
30 男 |
畜産業 飼育員 |
墜落・転落 整地・運搬 積込用機械 |
敷地内の牛舎から排泄糞を運び出す作業のため、私道(勾配6°、幅2.5m)をトラクターショベルで後進していたところ、路肩の高さ4.6mの箇所から、右後輪が脱輪してトラクターショベルが転落。投げ出された被害者が法面下にある事務所壁と転落したトラクターショベルの間に挟まれた。 |
7.24 北杜市 |
56 男 |
道路建設 工事業 土木作業員 |
高温環境下 でのばく露 高温環境 |
北杜市長坂町の市道工事現場で午前中より、土木作業に従事していたところ、昼食後の午後1時頃、体調不良を訴えたため病院に搬送されたが、心配停止となり、翌日午前6時過ぎに死亡した。 ※災害発生時の天候は晴、最高気温34.4℃(甲府市) |
7.23 身延町 |
20 男 |
鋳物業 製造業 |
感電 クレーン |
砂型用砂の冷却ドラムに設置された集じん機内に取り付けられた濾布(縦163cm×横47cm×厚さ2cm)を、集じん機に取り付けられた作業床上で交換する作業を行っていた際、該当作業床の端から31cm離れた天井走行クレーン(2.9t)用トロリ線(200v)に触れ、感電した。 |
7.7 群馬県 太田市 |
58 男 |
一般貨物自 動車運送業 一般作業員 |
交通事故 トラック |
取引先の中型トラック(総重量8t)を事業場内に入れるため、被害者が後方で誘導していたところ、中型トラックがハンドルを切りながら前進したため、車両後方が右側に振れて、車両後方にいた被害者がトラックと民家のブロック塀の間に挟まれた。(出張先での作業) |
4.4 甲州市 |
50 男 |
その他の 化学工業 製造工 |
有害物等 との接触 異常環境等 |
農薬(石炭硫黄合材)の製造工場1階において、地下タンク(深さ1.8m、径1.74mの円筒製品タンク)に溜まった残渣物の清掃作業のため、タンク内で1名、タンク外で1名が作業を行っていたところ、タンク内で発生した硫化水素を吸入してタンク内の作業者が倒れた。 これに気づいたタンク外の作業者が助けようとタンク内に入ったが、同様に硫化水素を吸入して倒れた。 |
59 男 |
||||
3.6 甲斐市 |
39 男 |
食料品 製造業 一般作業員 |
転落 動力運搬機 |
ぶどう畑にある消火用ホースを地中に埋設する作業中において、被災者は地中から出てきた石を不整地運搬車に積んで石捨て場に捨てる際、未舗装の農道から石捨て場1.7m下の農道に転落し、不整地運搬車の下敷きになった。 |
2.9 北杜市 |
59 男 |
道路建設 工事業 土工 |
激突され トラック |
下水工事後の道路復旧舗装工事において、雪が降ってきたために作業を中止し、現場内の片付けを行っていた時に、故障したローラーの状態を見にいこうと歩いていた被害者が、事業主の妻が運転し、暴走したトラックに背後から激突されたもの。 |